二人の結婚をお祝いしてくださった方に、お返しをして感謝の気持ちを伝える結婚内祝い。
そのメッセージにはどんな内容を書けばいいの?書き方に決まり事はあるの?
初めてのことですから、わからないことも多いですよね。
そんな方のために、コピペでOKな結婚内祝いのメッセージ文例集と知っておきたい基本構成を紹介します。
コピペで使える!結婚内祝いのメッセージ文例まとめ
目上の方への結婚内祝いメッセージ
少し堅苦しい表現が多くなりますが、失礼にならないためには必要です。
「謹啓」は「拝啓」よりも敬意が高い手紙の文言です。「敬白」または「謹言」で結びます。
文例1:結婚祝いに現金をいただいた&内祝いのお返しをした場合
◯◯様におかれましてはご清祥のこととお慶び申し上げます
この度は私たちの結婚に際しまして
過分なお祝いを賜り 誠にありがとうございました
ささやかではございますが
内祝いのしるしに心ばかりの品をお贈りいたします
ご笑納いただけますと幸いです
今後は いただいたご祝辞を胸に 二人で力を合わせて
明るい家庭を築いていく所存です
何分にも未熟な私達ではございますが
末長くご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます
本来ならば お伺いするべきところではございますが
まずは略儀ながら書中にてお礼申し上げます
敬白
文例2:結婚式に来ていただいた場合
◯◯様におかれましては ご清祥のこととお慶び申し上げます
先日はご多忙のところ 私どもの結婚式にご出席くださいまして
誠にありがとうございました
また 過分なお祝いと温かい激励のお言葉を頂戴し
心より御礼申し上げます
今後は (お相手のお名前)様ご夫婦を目標に
二人で力を合わせ温かな家庭を築いていく所存です
何分にも未熟な二人ではございますが
今後ともご指導ご鞭撻を賜りますよう よろしくお願い申し上げます
謹言
文例3:結婚祝いの品をいただいた場合
皆様におかれましてはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます
この度は私どもの結婚に際しまして お祝いの品を賜り 誠にありがとうございました
いただいた○○は さっそく新居で使わせていただいております
これからは二人で力を合わせて 穏やかで温かい家庭を築いていく所存です
今後とも末永くご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます
略儀ながら書中にて失礼致します
敬白
※の部分の差し替えパターン
厳寒/1月、向春/2月、早春/3月、陽春/4月、新緑/5月、初夏/6月、盛夏/7月、晩夏/8月、初秋/9月、錦秋/10月、晩秋/11月、師走/12月 など
一般的な結婚内祝いメッセージ
親戚の方などへの一般的なメッセージです。
あまり堅苦しくもなく、くだけすぎもしない表現を使っています。
「拝啓・敬具」はあってもなくてもいいでしょう。
文例1:結婚祝いに現金をいただいた&内祝いのお返しをした場合
初夏の風が心地よい(※)季節となりましたが
◯◯様におかれましてはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます
この度は二人の結婚に際し 温かいお心遣いをいただき 誠にありがとうございました
ささやかながら 内祝いのしるしに心ばかりの品をお贈りしますのでお納めください
これからは力を合わせて 明るい家庭を築いていきたいと思っています
お近くへお越しの際は ぜひ新居にも遊びにいらしてください
未熟な二人ですが 今後ともどうぞよろしくお願いいたします
末筆ながら 皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます
敬具
文例2:結婚祝いの品をいただいた場合
◯◯様におかれましてはお健やかにお過ごしの事とお慶び申し上げます
この度はふたりの結婚に際し 心のこもったお祝いの品をいただき 誠にありがとうございました
とても素敵な◯◯で 本当に嬉しく思っております 新婚生活で早速使わせていただきます
新居に落ち着いて◯週間 ようやく毎日の生活にも慣れ始めたところです
お近くへお越しの際は ぜひお立ち寄りください
今後は二人で力を合わせて 幸せな家庭を築いていく所存です
どうか温かくご指導くださいますようお願い申し上げます
文例3:結婚式に来ていただいた場合
先日は お忙しい中 私どもの結婚式にご出席いただきまして ありがとうございました
おかげさまで結婚式を無事におえることができ 晴れて夫婦となることができました
これからも お二人には結婚生活の先輩として 温かいご指導をいただければ幸いです
季節の変わり目ですので どうぞご自愛くださいませ
※の部分の差し替えパターン
時季で使い分けましょう/桜のつぼみもほころぶ、初夏の風が心地よい、紅葉が美しい、寒さの身にしみる など
友人への結婚内祝いメッセージ
親しい友人の方へはあまり堅苦しくならないよう、時候の挨拶や結びの言葉は省いてもいいでしょう。
かしこまったお礼状よりも、シンプルなメッセージで感謝の気持ちを伝える方が喜ばれると思います。
文例1:結婚祝いの品をいただいた場合
素敵なお祝いを送っていただき ありがとうございます
いただいた◯◯は さっそく使わせて頂き 大変重宝しています
新居もようやく片付きましたので ぜひ遊びに来てくださいね
季節の変わり目ですので 風邪をひかないようにお気を付けください
文例2:結婚祝いの品をいただいた&内祝いのお返しをした場合
とても素敵な◯◯で 夫婦でとても感激しています
感謝の気持ちを込めて 内祝いに△△を贈りします
気に入ってもらえるとうれしいです
また近くに来たらぜひ新居にも遊びに来てくださいね
まずはお礼まで
文例3:結婚式に来ていただいた場合
この前は忙しい中 結婚式に来てくれてありがとうございました
また 新居にも気軽に遊びに来てくださいね
夫婦二人でお待ちしてます
今後ともよろしくお願いします
※の部分の差し替えパターン
時季で使い分けましょう/桜のつぼみがほころぶ季節になりました、暑い日が続いていますが、気持ちのいい季節になりました、めっきり寒くなってきましたが など
自分で考える場合の結婚内祝いメッセージの基本構成
文例をいくつか挙げましたが、自分で書く場合基本構成を紹介しますので参考にしてください。
基本的な文面構成は4つです。
- 時候の挨拶(季節の挨拶語)
- お祝いへの感謝の気持ち
- 近況や新生活の抱負
- 結びの言葉
この基本構成をもとにして、お相手によってアレンジします。
目上の方には失礼のないように、友人には親しみを込めて、お相手別の文例をご紹介します。
どの方へも、新郎新婦の名前(旧姓も添えます)と新居の住所・連絡先は忘れずに書きましょう。
覚えておきたい!結婚内祝いメッセージのマナー
基本的な文面構成の他に、お祝いごのとの手紙で覚えておきたいマナーです。
句読点を使わない
「区切りや終止をつけない」ことから句読点を使わないのがマナーです。
忌み言葉は使わない
別離や終焉などを連想させる言葉は避けましょう。
別れる(分かれる)、切れる(切る)、離れる、去る、終わる、流れる、破れる、壊れる、帰る、返す、戻る など
繰り返し言葉は避ける
一生の誓いである結婚を何度も繰り返すことのないように、という意味で、繰り返しの言葉は避けましょう。
再び、次々、返す返す、いろいろ、いよいよ、まだまだ など
まとめ
結婚内祝いのメッセージの本来の目的は、お相手に感謝の気持ちを伝えることです。
基本的なルールをしっかりと踏まえて、ポイントを抑えて書けば、難しくはありません。
二人の結婚をお祝いしてくださった方に、素敵なお礼状で感謝の気持ちを伝えましょう!
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