「なんで結婚式したの?」
きっかけは友人の一言でした。
結婚の意味ではなくて、
結婚式の意味を問われました。
友人は結婚式否定派です。
・お金がかかる
・色んな人に来てもらうのが申し訳ない
・今更恥ずかしい
・めんどくさそう
結婚式に携わる者として
この発言は非常につらいものがありました。
でもそう感じる友人がいることは事実なので、
改めて結婚式の意味を考えてみました。
もしかしたら友人と同じ気持ちの方もいるかも知れません。
では、友人の発言に答えるカタチで考えていきましょう。
1.お金がかかる
確かにお金はかかります。
しかし、それは当たり前です。
数十人規模のパーティーなんですから。
あれやこれやと演出にこだわると
今まで経験したことのない金額になります。
否定も何もありません。
お金がかかるのは事実です。
ご祝儀でまかなえるという考えもありますが、
それを前提で結婚式をすると、思わぬ計算ミスで
支払い時に慌ててしまうという話もよくあるのでオススメはしません。
あくまでも気持ちであって、ご祝儀で結婚式する訳ではないですからね。
2.色んな人に来てもらうのが申し訳ない
・久しぶりに友人に再会できる
・親戚と久しぶりに再会できる
・行ったことのない場所に行ける
・旅行のようなイベントが増える
こういったことも結婚式では1つの楽しみになります。
ほとんどの方が当日や前日にはなるべく予定をいれず
結婚式を楽しみに来られるのではないでしょうか。
結婚式をすることで再会や出会いもある、
そう考えるとすごいステキなイベントですよね。
結婚式ではなく、
「あなたが幹事の同窓会を開く」、
そんな気持ちでもいいかも知れません。
結婚式というくくりにとらわれすぎると
ちょっと堅く考えてしまいがちですから。
3.今更恥ずかしい
分かります。
めちゃくちゃ分かります。
いくら出たがりの私でも恥ずかしさは
持ちあわせています。
しかし、
自分の為の結婚式だと思ってしまうと
どうしても「恥ずかしい」で終わってしまいます。
やはりここは「ゲスト中心」で考えなければいけません。
ご友人の結婚式に出席した時どんな気持ちですか?
嬉しいですよね?楽しいですよね?
緊張して入場してきた友人を小馬鹿になんかしませんよね?
むしろ笑顔であたたかく見守りますよね?
まだ結婚されていない友人の顔を思い浮かべて、
その友人がドレスに身を包んだ姿を想像してください。
なんだかあったかい気持ちになりませんか?
その気持ちは逆に言うと、
あなたの結婚式のゲストの気持ちではないでしょうか。
結婚式をすることで
ゲストをハッピーな気持ちにさせることができる
それだけでも結婚式の意味は充分にあります。
4.めんどくさそう
「誰かの誕生日にサプライズをしたことありますか?」
「誰かにいたずらをしようと計画立てたことありますか?」
「好きなひとの為にお弁当作ったことありますか?」
「好きなひとの為に誕生日プレゼントを選びに行ったことがありますか?」
あります・・・よね?
その時の気持ちってワクワクしてドキドキして、
「めんどくさい」と思うことなんてなかったですよね。
結婚式の準備はまさにそうなんです。
もう楽しくてワクワクして仕方がありません。
もちろん大変なこともあります。
しかし、当日のゲストの笑顔を想像したら
そんな大変さはすぐに吹っ飛びます。
自分の為の結婚式と考えると「めんどくさい」です。
でも、ゲストの為の結婚式と考えると「楽しくて仕方がない」んです。
あの準備もこの準備も
ゲストの笑顔に繋がっているから。
結婚式、めんどくさくないですよ!
◆◆ まとめ ◆◆
最初に戻りまして、
「なぜ結婚式をしたの?」に対する私の答えは、
「家族や友人を含めたお世話になった回りの方々の為」です。
家族が楽しみにしていましたし、離れていた兄妹にも会える。
友人同士は同窓会がてら再会できるし、
なかなか集まる機会の無い親戚も一同に集まれる、
そして何よりお世話になった方々に感謝の気持ちを伝えられる。
そんな思いから結婚式をしました。
自分たちの為ではなく、回りの方々の為に、
回りの方々に感謝を伝える為に。
あなたが結婚式をすると、
すごく喜んでくれる方がたくさんいます。
たくさんの笑顔が待っていますよ!
はっぴ本編集部
http://www.happibon.jp