【取材企画】HAPPYなラブストーリー vol.08 〜大切な人はすぐ傍に〜

出会って、惹かれ合って、結婚するふたり。

幸せそうなあの人は、いったいどんな階段を上って結婚にたどり着いたのでしょう。

結婚にはそれぞれのストーリーがあります。

宝物のような、ふたりが歩んできた道のりをそっと覗き見てみましょう。

今回は孝太郎さん(仮名)と志織さん(仮名)にお話を伺いました。

始まりは同僚として

孝太郎さんと志織さんは同期同士。

同期として一緒に行動することが多く、一緒にご飯を食べて帰ったりすることもあったものの、お互いに特別な印象は持っていませんでした。

志織さんには、孝太郎さんの違う一面を見られたエピソードがありました。

それは、他社のサービスを知るためにふたりでカップルのふりをして式場リサーチに行ったときのこと。

ドレスを試着して現れた志織さんに、孝太郎さんは「写真取ったら?ほら!」とテンションを上げてくれたそう。

志織さんは「そんな彼を見て『こういう人が彼氏だったらいいだろうな〜』って思ったりしました」

でもこの時、孝太郎さんは逆に志織さんを「ドライだなあ」と思っていたといいます。

動き始めた恋

孝太郎さんの気持ちが動いたきっかけは突然の仕事仲間の退職でした。

退職する仕事仲間に対して志織さんは送別会やプレゼントなどを率先して準備していたそう。

そんな志織さんを見て孝太郎さんの中の彼女の印象は一変しました。

「なんだ、人情味あるなあってその時に思って。それから急激に彼女を意識しました」

送別会当日にプライベートの志織さんを話して、彼女のことを好きだと気づいた孝太郎さん。

そこからの孝太郎さんの行動は迅速でした。

送別会の後、その日のうちに志織さんを誘い、気持ちを伝えました。

とはいえ、志織さんにとっては思いもよらない告白。

「突然すぎたこともあって、さすがに即答出来なかったんですよね。でもその後も、なんで私のことを好きなのかを切々と語ってくれるんですよ(笑)」

そして大晦日、一緒に最後の仕事をした帰り道、孝太郎さんは再び志織さんに告白をしました。

今度の志織さんの返事はOK。

真面目で一途で誰にでも優しい、そんな孝太郎さんについて行けば間違いないと思ったそう。

報告はお姫様だっこで

結婚について話が及ぶと、孝太郎さんは「結婚を意識したのは最初から」とキッパリ。

「結婚を考えられる人と付き合うっていうことが僕の中では当たり前だったので…」

志織さんも孝太郎さんのことを知るうちに、結婚を意識するようになったといいます。

結婚の話が進んだきっかけは、志織さんが一人暮らしを考えるようになったこと。

孝太郎さんは志織さんに「同棲しようか」と言ったそうです。

同棲するなら結婚しなさい、という両親の薦めもあり、話は具体的に進んでいきました。

しかし、実はふたりの職場は恋愛禁止。交際を知っているスタッフも限られていました。

報告をしたのは入籍をして一緒に生活を始めた9月のこと。

全体ミーティングの日、ふたりは社内のプランナーが用意してくれた曲に乗せてお姫様だっこで登場。

ところが、報告した後にグアム旅行と一週間の休みがプレゼントされ、みんなを驚かせたつもりが逆に驚かされてしまったそう。

尊敬できる相手

最後に、お互いの尊敬出来る部分について伺いました。

「仕事に対して、人に対して誠実なところです。真面目なんですよね」と孝太郎さん。

「人との絆の作り方ですね。冗談でも彼を悪く言う人がいないんです」と志織さん。

周りの人を大切にしているおふたりの人柄が伝わってきました。

おふたりの話を伺って

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孝太郎さんと志織さんのお話を伺うと、周りの人との人間関係を通して、お互いを好きになっていったことが伝わってきました。

同じ価値観を共有しているおふたりは、きっとこれからも同じ方向を向いて歩んで行かれるのでしょう。
 
※この記事は、はっぴ本で行ったインタビュー取材を再構成・編集したものです。
 
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ABOUTこの記事をかいた人

インタビュー&撮影して制作する、結婚式のプロフィールブック「はっぴ本」のプロデュースをしています。プロ野球選手、モデル、アナウンサーなどの業界のプロの方々にご指名頂き、先日実績が1000組を超えました。テレビ取材、ラジオ出演依頼があると嬉しくなる出たがり人です。大阪出身福岡在住です。最近、タイ人に間違われることが多く「日本語お上手ですね」と日本人から言われることも…。