結婚式の心付けとは、お世話になる方々への感謝のしるしですよね。
結婚式は、たくさんの方々の協力があってこそ成り立っています。
「誰に」、「何を」、「いつ」、「どうやって」渡すの?
心付けについての、そんな疑問はここですべて解決!
心付けの相場や渡すタイミングをチェックして、感謝の気持ちをしっかりとスマートに届けたいですね。
この記事の目次
心付けの相場は?誰にいくら渡せばいいの?
人に聞きづらい、けど失礼があってはいけない心付け。
誰にいくら用意して、どのタイミングで渡したらいいのかを表にまとめました。
しっかり理解して当日に備えましょう。
~心付けの金額&渡し方~
相手 | 金額 | 渡し方 |
---|---|---|
司会者 | 5,000~10,000円 | 挙式前または披露宴後に親から |
担当プランナー | 3,000~10,000円 | 挙式前に親から |
会場責任者(キャプテン) | 5,000~10,000円 | 披露宴前に親から |
介添人 | 3,000~5,000円 | 挙式前またはお引き上げ後に親から |
ヘアメイク(美容師・着付け) | 3,000~10,000円 | お支度開始前に親から |
カメラマン | 3,000~10,000円 | 挙式前または披露宴後に親から |
心付けは、感謝のしるしです。
ただ渡すだけではなく、一言添えてお渡しすると、より真心が伝わります。
披露宴前に親から渡してもらう場合
渡す相手が間違いないか確認し、
「ほんの気持ちですが受け取ってください。本日はよろしくお願いします」と、一言添えて。
披露宴後に親から渡してもらう場合
人目のつかないところでそっと渡してもらいましょう。
「おかげさまでいい披露宴になりました。ありがとうございました」と、お礼の言葉を添えましょう。
心付けで失敗しない、事前準備4ステップ!
心付けの事前準備を4ステップにまとめてみました。
1)お渡しリスト作成
心付けの準備の第一歩。
役割、名前、金額、費用はどちらが負担するのか、だれがいつ渡すのか、書き込む項目を作っておくと便利。
すべて事前に両家で相談しておくことをオススメします。
2)新札を用意
お札はかならず新札を用意しましょう。
銀行や郵便局で両替すると新札に交換してもらえます。
万が一当日に用意なんてことがあっても実は大丈夫です。
最近では結婚式場で新札を準備していることが多いので聞いてみましょう。
3)ご祝儀袋を用意(心付けの場合は、ポチ袋)
心付けは予想以上に渡す方が多くなることがあることがあります。
少額で構いませんのでリストアップした数よりも、あらかじめ多めに用意しておくと安心です。
4)いつ誰が渡すのかの打ち合わせ
渡してもらうことになるご両親と早めに打ち合わせを。
渡す人の名前を付箋に書いて、祝儀袋に付箋で貼っておくとわかりやすいですね。
心付けの祝儀袋(ポチ袋)の書き方とお札の入れ方は?
心付けは「ほんの気持ち」ということで、のしや水引が印刷されたポチ袋で大丈夫です。
最近は市販でも、感謝の心が伝わる様々なデザインの素敵なポチ袋があり、人気があるようです。
心付けの表書きの書き方
表書きは「寿」「御礼」など。
両家がお世話になる方には両家の名字を、介添人やヘアメイクなど新婦がお世話になる方には新婦の名字を書きます。
両家連名の場合、左側が新婦、右側が新郎となります。
名字を書くときは毛筆または筆ペンで。
お札の折り方
お札(新札)を入れるときは、三つ折りにします。(四つ折りは縁起が良くないとされています。)
1.左側から1/3折る。
2.折った状態のまま右側から1/3折る。
簡単ですね!
画像を参考に折る位置の調整をしましょう。
お札の入れ方
1.取り出した時に上下左右が入れ替わっていると失礼になります。画像のようにお札の向きを合わせましょう。
2.折れないように慎重にぽち袋に入れる。
3.裏面は、のりづけをするか、おめでたい図柄のシールを貼ります。
まとめ
今回は、結婚式の心付けについてまとめてみました。
「誰に」、「何を」、「いつ」、「どうやって」渡すのか解決できたでしょうか?
結婚式当日は、たくさんのスタッフの方々のサポートがあってこそ、最高の一日が実現します。
このことを忘れず、心付けをもっておふたりらしい感謝をたっぷりと表現できるといいですね!
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