【取材企画】HAPPYなラブストーリー vol.01 〜いつの間にか、ふたりで〜

出会って、惹かれ合って、結婚するふたり。

幸せそうなあの人は、いったいどんな階段を上って結婚にたどり着いたのでしょう。

結婚にはそれぞれのストーリーがあります。

宝物のような、ふたりが歩んできた道のりをそっと覗き見てみましょう。

今回は浩一さん(仮名)と麻衣さん(仮名)にお話を伺いました。

二年越しの一目惚れ

ふたりの出会いは大学のアメフト部。

麻衣さんはマネージャー、浩一さんは選手でした。

「でも、同期なのに意外に接点がなくて」

そう語ったふたりが急接近したのは、大学三年生、友人同士で行った花見。

楽しい時間を過ごした花見の後、なんとなくふたりでいることが増えた浩一さんと麻衣さんは、お互いを意識するように。

「告白は彼から。ずっと前から好きでしたって言われました」と麻衣さん。

実は、浩一さんは麻衣さんを初めて見たときから、かわいい子がいるなと思っていたそう。

浩一さんにとって花見は大チャンス。

二年越しの思いだったのです。

練りすぎたプロポーズ

プロポーズについて話が及ぶと、

「プランを練っていると聞いて期待していたんですけど……」と意味ありげに話しはじめた麻衣さん。

麻衣さんの誕生日に、浩一さんはプレゼントとケーキを用意していました。

「プレゼントは指輪かと思ったら、取っ手が指輪になっているマグカップで、ケーキはロールケーキで。しかもケーキのメッセージカードの年齢間違ってるし」。

そして、浩一さんは「そろそろ結婚してくれませんか」とプロポーズ。

麻衣さんは「人聞きが悪い!」と返したそうです。

「だって私が結婚を渋っているみたいじゃないですか。私だって待ってる立場だったんですよ」

スーツとご挨拶と温泉旅行

麻衣さんのご両親に挨拶するために、ふたりは麻衣さんの地元仙台へ。

しかし待っていたのは不思議な温泉旅行でした。

「せっかくだからふたりで温泉旅行に行くつもりだって話したら、家族もついてきちゃって(笑)」

浩一さんは、スーツできめて旅行へ行く羽目に。

「緊張しましたね」と当時を思い出して苦笑いをする浩一さんに、麻衣さんは「旅館で働いてる人みたいになってました(笑)」

挨拶後、浩一さんは改めて麻衣さんに「結婚してください」とプロポーズ。

「ずっと約束していたからこそ、はっきりとストレートに言おうと決めていたんですよ」

浩一さんの、麻衣さんへの真剣な気持ちが伝わってきます。

これから先も居心地よく

最後に、お互いを結婚相手とした決め手について伺いました。

「一緒にいると居心地が良い。これから先もずっと居心地が良いんだろうと想像がつく」と浩一さん。

「自分の未来を考えたとき、隣にいるのは彼以外には考えられなかったんです」と麻衣さん。

照れながらも幸せそうに語ってくれました。

おふたりの話を伺って

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しっかりと未来を見据えて、手を取り合った浩一さんと麻衣さん。

一緒にいるのが自然というおふたりの、穏やかな雰囲気が印象的でした。

お互いの言葉に笑い合うおふたりからは、これから築かれる笑顔の多い家庭が目に浮かぶようでした。
 
 
※この記事は、はっぴ本で行ったインタビュー取材を再構成・編集したものです。
 
 

ABOUTこの記事をかいた人

インタビュー&撮影して制作する、結婚式のプロフィールブック「はっぴ本」のプロデュースをしています。プロ野球選手、モデル、アナウンサーなどの業界のプロの方々にご指名頂き、先日実績が1000組を超えました。テレビ取材、ラジオ出演依頼があると嬉しくなる出たがり人です。大阪出身福岡在住です。最近、タイ人に間違われることが多く「日本語お上手ですね」と日本人から言われることも…。