扉が開いた瞬間に待っているたくさんのゲストの笑顔。
祝福を受けながらゆっくりと歩んでいくそのバージンロードに、素敵な意味があることをご存知でしょうか?
その場にいる全員が感動する、メインセレモニーのひとつ。
バージンロード意味を改めて知ることで、より思い出深い結婚式にしてくださいね。
バージンロードを歩くことはこんな大切な意味が!
バージンロードは『花嫁の人生』そのものを意味していると言われています。
改めて流れに合わせて説明しますね。
チャペルの扉が開くとそこに現れるのは花嫁と、花嫁の父。
扉はまさに『誕生』を意味しています。
さあ、いよいよバージンロードの第一歩目を踏み出します。
お父様と歩くその一歩…「一歩 = 一年」と考えて、一年一年を振り返りながら歩いてくださいね。
その両脇にはそれまでに出会った、たくさんのゲストが見守ってくれています。
バージンロードの終点には大好きな新郎。
今まではお父様と共に、新郎と出会う為の道を歩みました。
そして新郎と出会い、お父様から新郎へとバトンタッチ。
その先の道は『未来』を表しているのです。
バージンロードには花嫁の人生が詰まっています。
ひとつひとつに意味があることを思いながら、感謝の気持ちを胸に一歩一歩進みましょう。
バージンロードを歩く相手は父親じゃないとダメなの?
実は大切な人なら誰でもOK!性別・年齢・関係等の制限は一切無いんです。
- 小さい頃から私を育ててくれた大好きなおばあちゃん
- どんな時も同じ目線で私を支えて励ましてくれた兄
- 楽しいときも悲しいときも、いつも一緒だった親友
様々な事情でお父様が出席出来ない場合もありますよね。
何よりも大切なのは「この人とバージンロードを歩きたい!」という花嫁自身の強い気持ちです。
ただ式場の決まりや進行、ご家族の想いを尊重することも大切なので、迷ったときはプランナーさんに相談してくださいね。
“バージンロード”、海外では通じない!?
今まで熱く語って来た「バージンロード」、実は海外では通じない和製英語なんです。
英語では「wedding aisle(アイル)」とか「wedding road(ロード)」といいます。
「road(ロード)」という単語の意味はバージンロードにも含まれているので、大体想像つくとして割愛させてください(笑)。
聞き慣れない「aisle(アイル)」ですが、『並びの間の通路』という意味です。
なぜ、わざわざ日本では「バージンロード」なんて呼ぶのでしょう?
バージンロードと名付けたのは日本のブライダル業界。
『花嫁は純粋無垢であるべき』という想いからつけられました。
「随分大胆な単語を選んだなあ…」と思うのですが(笑)、直訳の『結婚道』や『結婚通路』では単刀直入すぎて少し淡白な気もしますよね。
花嫁の人生が詰まったバージンロード。
その意味を改めて考えながら歩いて貰う為に、わざと大胆な名前をつけたのかな?と思うと、日本人はロマンチックだなぁ、なんて嬉しくなるのです。
まとめ
バージンロードを歩くこのシーンが、とても感動的な理由が分かった気がしませんか?
「バージンロード=花嫁の人生」。
この意味を知っておくと、ゲストとして参列する際には一層感動的にうつりますよね。
そしてあなた自身がバージンロードを歩く花嫁なら、一緒に歩いてもらう特別な相手に、是非『バージンロードの意味』を教えてあげてくださいね。